今、多様性って言葉が流行ってますよね。
で、それに呼応するように
教育の世界でも
〝教育の多様性〟とか
〝教育に選択肢を〟ってことが言われています。
私は、そのこと自体は否定しません。大事なことです。
でもね。
〝選択肢〟という言葉は曲者かもしれない。
〝選択肢を〟という思考からは
〝すでにそこにあるもの・そこに用意されたものの中から選ぶ〟
という発想しか生まないから。
その発想で世界を見渡したとき
例えば
子どもが学校に行かなくなった。
適応指導教室にもなじめなかった。
フリースクールにも。
フリースペースにも。
あの教育機関も。
この通信教育さえも。
と、八方塞がりになることはないかな??
そうすると
その子は育っていけないのかな?
その子は、学ぶことは出来ないのかな?
どうだろう?
じゃあ、学校がなかった時代の大人たちは
どうやって子どもに知識や知恵を与えて育てたんだろうね?