「宿題でご機嫌」
嘘みたいな話ですが、本当です。
おうち暮らしの中2年齢のうちの子、
「学習支援型フリースクール」なるものに
昨年秋から通っています。
週に一度、国数英の3教科の授業を受けてくるわけです。
授業内容は、通ってきている子たちの進度により
科目によって、集団指導だったり個別指導だったり
わりとフレキシブルに対応してくださっているようです。
子どもにすると、それが本当に楽しいらしくて
週に一度のフリースクール通学が待ち遠しくて仕方がないといった様子です。
特に数学の先生とは波長が合うみたいで、
毎週、「今日はこんな話を聞いたよ」とゲラゲラ笑いながら教えてくれます。
さて、そのフリースクールの数学の授業で
冬休みの宿題が出されたそうです。
いま進めている問題集を1単元分、家で進めてくるようにと。
数学に関しては先取りで学習を進めているので
授業を受ける、ということすらしません。
ただ問題集を前に格闘するだけです。
確認してみると、まあまあのボリュームでした。
見開きで10数ページくらいだったでしょうか。
しかしまあ、それでも彼は
「楽しいーーーーーーーー(≧▽≦)」と。
「宿題やるの楽しみ------♡ ひゃっほー!!」と。
そして、ウキウキ気分で
冬休み中にどれくらいのスピードで問題集をすすめるか、
カレンダーを見ながら計画を練り
冬休み中は粛々と計画通りに問題集を進め
そして今日
「宿題最後までやり切ったのを先生に見せつけてやる。ふっふっふ( ̄ー ̄)ニヤリ」と
冬休み明けの最初の授業に意気揚々と出掛けて行きました。
それはまるで
友だちに、攻略したゲームの結果を見せに行くノリです。
そう。うちの子にとっては
問題集を進めることは、ゲームを攻略することと
同じなんですね。
最後の方は、ちょっと手強い敵(問題)も多かったみたいですが
倒せなかった相手(間違えたり解けなかったりした問題)については
攻略本(解答解説集)でしっかり攻略法を確認したようです。
もちろん
このように学習することを楽しめるようになるまでには、
越えないといけなかった壁や
色んな試行錯誤もあったのですが
こうして、こどもが学ぶことを楽しめるようになったこと
とても嬉しく思います。
いったん学校を離れてみたことで
学校に通っていたころには見ることができなかった光景に出会えたこと。
これは、子どもにとってもわたしにとっても
大きな学びです。
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