ホームエデュケーションでご機嫌な毎日

2014年よりホームエデュケーション(ホームスクーリング)開始。きっかけは子どもの不登校。そこから見える景色や日常、思ったこと感じたこと考えたことなどなどを綴っています。

息子氏、少し逞しくなりました

 

前回のブログ記事

「息子早朝失踪事件」のあとには

まだ続きがありまして。

 

 

その日、ちょうど、学校の文化祭の日だったんですよね。

息子も、だいぶんクラスに慣れてきて。

文化祭の様子も、みんなと離れた後ろの方からなら

ちょっと覗いてもいいかな?

って思ったみたいでね。

その日、文化祭の見学をしてきました。

 

 

でも、その現場で苦手な場面に遭遇したらしくて。

ちょっとしんどくなったみたい。

 

教室で少し休んで

担任の先生とお話して、心を落ち着けてから帰宅したようです。

 

息子が帰宅したときには私は用事で出先にいて

息子がどんな様子で帰宅したのかは分からないのですが

担任の先生が、わざわざ電話してきてくださって

息子の文化祭のときの様子を伝えてくださいました。

「こちらの配慮が足りなくて、申し訳ないです」なんて

先生の平身低頭ぶりに、

「え。息子氏、そんなに動揺してたのかな?」

って、私も心配になっちゃって。

 

 

どうしようかな?って少し考えて

息子の気持ちが落ち着いた頃合いを見計らって

電話を入れてみました。

(帰宅後、いつものオンラインゲーム仲間と遊んでるだろうことは分かっているので。本当は、遊んでる場合じゃないんですよ。でも、場合が場合なのでね。気持ちをリセットするには、やはり勝手の知った仲間との時間が大事なんだろうなと思って)

 

 

で、電話を入れて、様子を聞いてみました。

その日は、出先で息子と合流することになっていたのですが

まず来れるかどうか

家を出られるのかどうかが心配だったので。

 

でも。

電話に出てきたときの息子は

先生に聞いていたほど落ち込んだ様子は見えませんでした。

「こっちに来れる? 無理だったら、母さんが帰るよ?」

と聞いてみましたが

「大丈夫」とのことだったので

そのまま、息子を待つことにしました。

 

その後、間もなく息子と合流しましたが

普段と変わりなく。

用事を済ませた帰り道

息子と話をしてみましたが

本人は意外とあっけらかんとしていました。

そして、息子なりの言葉で

思っていることを話してくれました。

 

「おれ、前より少し、気が強くなったから」って。

「周りに嫌われん程度に気が強くなったから」って。

「気が強すぎるのもどうかと思うけど、気が弱すぎるのもあかんかなって思って」って。

 

そして、翌朝も

いつも通りに起きて

いつも通り登校していきました。

そしてその日

息子は、担任の先生にお願いして

自分のクラスの席の配置とクラスメイト全員の名前を

聞いてきました。

 

自分なりに、クラスの一員としてやっていきたいと

思ってのことのようです。

 

なんだか私の知らない間に

少し、逞しくなってました ^^